神社について

ご祭神・ご神徳

・大山祇神 (山神 事業成功・安産・酒造神)
・大雷神  (雷神 厄除開運・八方除・電波神)
・高靇神  (水神 龍神 農水安全・運気上昇)
・金比羅神 (海神 金運・商売繁盛・交通安全)
・国常立尊 (創造神 立身出世・仕事運・国土安泰)
・大己貴命 (大黒神 縁結び・子授・夫婦和合・養蚕)
・少名彦命 (恵比寿神 健康・病気平癒・知恵授)

神社
主祭神の大山祗神は木花咲耶姫命の親神で、
また甜酒(あめのたむけざけ)を造ったことから酒造の神と言われる。
金毘羅神は金運・商売・交通の神であり、国常立命は創造神
大巳貴命(大国主命)は安産・縁結び・子宝、少彦名命は病気平癒・長寿・知恵授けの神である。
現在金運祈願(仕事成就)・健康祈願(癌封じ)・安産祈願・厄除開運を祈願する人々が多く訪れる。

境内社(差出磯大嶽山神社内 境内社)
・笛吹稲荷神社  宇迦之御魂大神・大宮能売大神
ご神徳は古くより商売繁盛の神として知られており、五穀豊穣・産業興隆・芸能発達や、
接客業の神であり円満・親睦・和合の神として信仰されています。

・甲斐蚕影山神社 稚産霊神、埴山姫命、木花開耶媛命
ご神徳は若々しい生命力を生み出す神・縁結びの神、
実りをもたらす神・火の神、大山祇神の御子で安産・子育ての神です。
当神社は茨城県つくば市の総本社・蚕影山神社より明治三十三年に勧請され、
山梨県蚕影山信仰の総取締りの神社で、
県内各地に蚕影山の石碑が残っている中心の神社です。

甲斐蚕影山神社

神社の由緒

古今和歌集「しほの山差出の磯に住む千鳥君が御代をば八千代とぞ鳴く」と歌われ、
内陸部でありながら海辺の磯の様に見えたことから古来より聖地として信仰されてきた。
現在文献に残っているものは室町期の文安五年(西暦1448年)には甲府盆地で大規模な干ばつが起きた時に、
雨乞いの神事をしたところ車軸の如く雨が降り収まり、喜んだ人々が塔を寄進したと記されている。
笛吹川沿いの道は旧青梅街道・秩父往還道が交差し賑わっており山梨の主要街道であった。
現在4月29日の例祭には100軒余りの露店と1万人を越す参拝者があり、
山梨県峡東地域最大のお祭りとして知られている。

亀甲橋  

神社からの景観

神社からの景観は甲府盆地・富士山を望む景勝地であり、
国土交通省の関東の富士見百景に指定されている。
・昭和24年 山梨日日新聞の「観光山梨・新十景十勝」
・昭和60年 山梨県「歴史文化公園」に選定
・平成17年 国土交通省「関東の富士見百景」に選定
関東富士見百景